公務員を目指す人は民間企業の就活どうする?
公務員を目指している人でも民間の就職活動をどうしようか悩んでいる人も多いですよね。 万が一公務員試験に落ちてしまった場合の為に民間の就活もすべきなのでしょうか。実は、昨今の就活スケジュールでは公務員と民間の就活を両立するのは難しくなってきているんです。 この記事では、公務員を目指す人が民間の就活をどうすべきかご紹介していきます。
目次
- 1.公務員を目指している人は民間の就活もしてるの?
- 2.公務員試験と民間就職のスケジュール
- 3.両立を目指すなら効率化を
- 4.まとめ
1.公務員を目指している人は民間の就活もしてるの?
公務員を第一志望としている人も就活のシーズンが近づくにつれて、民間の就活も並行したほうがいいのかな?と悩む人も増えてきます。 少し前までの就活スケジュールでは、公務員と民間の選考スケジュールがずれていたため、公務員試験の滑り止めや練習の為に民間企業へ就職活動をしている人が多くいました。
しかし、2016年卒から民間企業の選考解禁の日程がずれ、公務員試験とスケジュールが重なるため滑り止めや練習というメリットがなくなってしまったのが現状です。 そのため、ネット検索などで併願している人も多いから自分もそうしようと思っていた人は、この情報が古い可能性があるので注意が必要です。 しかし、民間企業と公務員試験が完全に重なっているわけではないので、併願して両方の就活をすることは可能です。
下記で公務員と民間就職についてさらに詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
2.公務員試験と民間就職のスケジュール
公務員試験の国家公務員試験は4月~、地方公務員の一次試験は5月半ば頃からが例年のスケジュールです。 そして2019年の民間のスケジュールは3月に就活サイトオープン、6月から選考スタートというスケジュール。
一見、時期が少しずつずれていて問題無いように思います。しかし民間の選考は6月スタートではありますが会社説明会、ES提出が3月下旬から4月末頃までをピークに行われます。 ESを提出していないと選考にも進めませんので、公務員試験と
ES提出の時期がタイトなスケジュールとなってきます。中途半端な気持ちで併願すると両立できずに共倒れ…なんてことも。 公務員を目指す人は、落ちてしまった時の不安もあり併願して安心を確保したいという気持ちもあるでしょう。しかし、このタイトなスケジュールはかえって自分を追い詰めることになりかねません。
公務員試験と民間就活を両立しようと思っている人は、希望する民間企業の採用スケジュールを確認し自分に無理のないスケジュールで対策が可能かしっかりと考えてから両立することをオススメします。
3.両立を目指すなら効率化を
公務員試験と民間就職の両立を目指すなら、効率的に準備を進めないとどちらも中途半端なことになり危険です。
それでは、両立をするためにはどういったところを効率化してくのが良いでしょうか。 実は、公務員試験と民間就職でも共通項目がいくつかあります。例えば、筆記試験では時事問題は共通ですし、SPI試験の延長上に公務員試験の数的処理問題があると思えば試験対策もしやすくなります。
面接でも学生時代の事や時事問題を絡めた質問項目などは公務員、民間どちらでも多くの場合出題されます。こうした共通項は同時に対策できるので効率化できます。 また、民間企業の選定は公務員での志望先と業界を同じにするなど共通化させることで志望動機や自己PRが作りやすくなります。やみくもに手を打つのではなく、しっかりと作戦を練って効率化していくことが公務員と民間企業の就活の両立のカギとなります!
そして、3月の民間の情報解禁より前にある程度、希望する企業の目星を数社つけておきましょう。情報解禁と同時に就活のスケジュールがわかりますので第一希望の公務員試験と日程が重なってしまっていないかをいち早く確認しましょう。万が一スケジュールが重なっていた場合別の企業を探す時間的余裕はほぼありません。数社目星をつけておくことで日程の調整が可能になります。
4.まとめ
いかがでしたか?公務員を目指す人にとっては、民間企業の就活を両立させることは少し難しいスケジュールですね。
公務員と民間企業の就活と両立させるのは時間的にも精神的にも厳しくなります。その分、少しでも余裕がもてるよう共通項を増やし同時に対策をするなど効率化が必須です。 また、自分にとって何が本命でどこが第一希望なのかをまずゆっくり考えてみてください。その中で第一希望が明確になったとき自分の体力や気力を考え、両立がはたして正解なのか考えてみるべきです。
どちらも中途半端になって最終的に就職できなかったでは元も子もありません。優先順位を明確にし自分にあった方法を見つけて、就職活動で良い結果が出るように頑張りましょう
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