リクルーター面談で選考を突破するための逆質問集
リクルーター面談というと、カフェなどで気楽にOBやOGとお話する機会ぐらいに思っている方がいるかもしれません。
しかしそれは大きな間違いです。
リクルーター面談からすでに企業の選考ははじまっているのです。
もっと言えば、リクルーター面談の電話を受けた瞬間から、選考がはじまっていると考えもていいでしょう。
そして、リクルーター面談でどのような受け答えをするかによって、その後の選考に進めるかどうかが決まります。
面談では質問をされるばかりではなく、逆質問をする場もたいていもうけられています。
その質問内容も大きく選考に関わってきますから、心して質問事項を考えなければなりません。
どういった質問をすれば好印象を残せるのか、調べてみました。
目次
- 1.リクルーター面談の意味
- 2.具体的な逆質問集
- 3.逆質問をする上で気をつけたいこと
- 4.選考はすでにはじまっている
1.リクルーター面談の意味
まずリークルーター面談というものがどういったものなのか考えてみましょう。
具体的には、広報活動解禁後に企業の広報活動としてOBやOGと面談をすることがリクルーター面談とされています。
ですので、大学の先輩が企業にいなければリクルーター面談はない場合が多いようです。
リクルーター面談の電話がいつあるかと気に病むよりも、希望の企業にOBがいるかどうか調べ、またその企業がリクルーター面談を行っているのかどうか調べておくといいでしょう。
時期ですが、企業によってまちまちです。
プレエントリーで早々に連絡が来る場合もあり、エントリーシート提出後に連絡がある場合もあるようです。
どの場合であっても、企業としては早い段階で優秀な学生を囲い込みたいという意図があります。
まだ気持ちがしっかり固まっていない段階で、リクルーター面談を行うことにより、企業への理解を深め、志望動機を強めることが目的です。
リクルーター面談は学生からコンタクトを取るOBOG訪問とは違い、企業の方から連絡が来ます。
ですからOBOG訪問とは意味が全然違うことは理解しておくべきです。
リクルーター面談での結果は次の選考に進めるかどうかにつながっています。
指定された場所がカフェだからといって、気楽に臨むと痛い目をみますから、しっかり準備しましょう。
2.具体的な逆質問集
リクルーター面談では、志望動機など質問されますが、そこでは意欲を見せるようにしましょう。
また、逆質問の場を設けられる場合がほとんどです。
その逆質問も選考の材料になりますから、しっかり考える必要があります。
質問も、少なくとも五つほど用意した方がいいでしょう。
では具体的にどういった内容を質問すればいいのでしょうか。
まず、企業のことを調べていないとわからない質問、リクルーターでしか答えられない質問をする、と心がけましょう。
経常利益など、ネットや本で調べればすぐにわかるようなことを聞くと、企業に対する興味がないと思われます。
あらかじめそういった基本的な情報は調べ、そこでもわからなかった質問をすると好印象につながります。
- 「御社の⚪︎⚪︎の部署に興味があるのですが、配属されるには、どういった事を今から心がけておくといいでいいでしょうか」
- 「仕事をしている中で、最も記憶に残っている仕事はどういったことですか」
- 「仕事の魅力、やりがいはどういったことでしょうか」
- 「御社の⚪︎⚪︎のような仕事をするには、どういった資質が求められるでしょうか」
- 「お仕事をする上での苦労、気をつけていることはありますか」
- 「御社で活躍さている方々にはどういった共通点がありますか」
このようなことを聞くと、向上心があると見られ、好印象になります。
3.逆質問をする上で気をつけたいこと
せっかくのリクルーター面談なのですから、選考を進めるために有意義な情報を是非聞き出しましょう。
どういった人物像が求められているのか、といったことは聞いておきたいことです。
その上で、あなたのどこをアピールしたらいいのかがはっきりしてくるでしょう。
ネットなどの情報では読み取れない鋭い質問をすると、できるな、と思わせることができます。
それはあらかじめ企業研究をしっかりする中で見えてきます。
逆にあまりしない方がいい質問は、待遇や給与についてです。
残業のことなど、リクルーター面談というもっとも初期の選考から質問するといい印象を残せません。
しかし、リクルーター面談には入社後のミスマッチを防ぐ意味もあるので、会社の雰囲気や残業の有無などは聞いておきたいことです。
「⚪︎⚪︎さんの平均的な1日の流れを教えてください」
このように聞くことで、残業の有無などが読み取れるでしょう。
「入社後、イメージしていたことと違ったことはありますか」
などと聞くことで雰囲気についてもわかるでしょう。
具体的に「社内の雰囲気を教えてください」と聞いてもいいでしょう。
4.選考はすでにはじまっている
リクルーター面談では実際の選考がはじまっている、ということは理解していただけたでしょうか。
面談の場所がカフェであったり服装の指定がないからと、普段の服装で行くと失敗します。
私服でという指定がない限りスーツで臨んでください。
私服の場合もジャケットは着用するなど、最低限失礼ではない服装で臨むことが無難です。
また、脅かすようですが、リクルーター面談の電話の受け方も選考の対象になりますから、落ち着いて受けるようにしましょう。
指定の日時に外せない予定があった場合も、落ち着いて他の日時で可能かどうか聞けばいいのです。
しかし基本的には企業の指定する日時、場所で受けられるよう、調整しましょう。
面談時にメモを取ることも忘れないでください。
意気込みが見られる事は好印象につながります。
リクルーター面談の後は必ず、お礼の連絡をしましょう。
お礼は郵送でもメールでもいいのですが、メールの場合は企業の営業時間に送るようにした方が無難です。
リクルーター面談の連絡が来ただけで、採用されたかのような思い違いはしない方がいいでしょう。
しかし、囲い込みたい学生だと認識されていることは事実です。
このチャンスを十分に生かして是非内定に持ち込みましょう。
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