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就活コラム

2019.04.04 |  就活情報

企業選びは軸が大事!ブレない就活をする4つのポイント

平成26年度総務省経済センサスの統計によると、日本における企業の総数は約4,100,000社、うち法人企業は約1,750,000社だそうです。

日本だけでこれだけの企業があると考えると、企業選びはなにを軸に考えるべきか、迷ってしまいますよね。

企業ごとにそれぞれ待遇も特色も違うわけですから。

とはいえ、どこかは選ばねばならない、でもどうやって選べばいいのか……。

今日はそんな企業選びで迷わないための軸についてお話していきたいと思います。

目次

  • 1.できることではなく、やりたいことから企業を選ぼう!
  • 2.自分らしさを維持できる企業を選ぼう!
  • 3.人生設計と企業選びはセットで考えよう!
  • 4.共感できる企業を探そう!

1.できることではなく、やりたいことから企業を選ぼう!

企業選びの最初の軸、それは「やりたいこと」を元に企業を選ぶ!というものです。

そもそも私はずっと疑問に思っていたのです。

企業のエントリーシートや、面接の現場で「自己PR=できること」を求められることを。

いえ、企業にとって戦力となる人材を探すためなのですから、自分の長所をアピールする「自己PR」は重要だとは思います。

けれど、学生時代に培った能力や知識が就職した企業で活かせることは案外、少ないです。

もちろん、理系の学部であれば、即戦力としてその知識を使用することもあります。

ですから、学生時代の知識や経験がまったく意味がないとは思いませんが、それでも企業に入ってから構築される知識の方がはるかに多いでしょう。

企業側もそれはわかっていて、それでも「自己PR」をさせます。

就活生の言葉の中から、自社のカラーに近い人、共に働けそうな人を探すために。

そして、就活生側も、企業にわかってもらおうと、自己PRを必死にします。

自分の長所、すなわち「自分ができること」が価値のあるものだ、と伝えるために。

でも、ここでいつも疑問に思うのです。

本当に「できること」が重要なのか、と。

むしろ、これから先、長い人生を会社で過ごすのであれば、できることより「やりたいこと」をたくさん語らせるべきではないのかと。

 

企業選びにおいても同じことが言えるように思います。

  • 「自分はこの知識があるから、これができそう。だからこの業界を選ぶ」。
  • 「英語が話せるから、この業界を選ぶ」。

間違ってはいません。

できることを極めていくことで、それが自分の道になることもあります。

しかし、せっかくさまざまな道を選べるのならば、企業選びの最初の軸は「やりたいこと」を元に選ぶべきだと私は思います。

「そんなことを言っても、やりたいことをするのに必要な知識も適正もなかったらどうするの」 と思われるかもしれません。

だとしたら逆に考えてみてください。

できるからといって好きではないことに飛び込むと、何か想定外の困難が目の前に立ちふさがったとき、倒れずに踏みとどまるのが難しくなります。

孔子が「汝の愛するものを仕事に選べ、そうすれば生涯一日たりとも働かなくてすむであろう」と言ったとされていますが、これは結構的を射ているな、と感じます。

就活とは会社に入ることが目的ではありません。

会社で働くことが目的です。

そしてその労働の対価としてお給料を企業からいただくのです。

お金をいただく以上、辛いことも多々あります。

そんなとき、自分の好きなこと、興味のあることに関わっていられれば、労働を楽しむことができるようになります。

ですから、企業選びに迷ったなら「自分がやりたいことをやらせてもらえる会社」を軸として企業選びをすることをオススメします。

2.自分らしさを維持できる企業を選ぼう!

近頃、ブラック企業のあまりにもひどい実態がニュースになったりします。

休暇が一か月に一日もないとか、プライベートまで会社に縛られるとか。

当然、こんな企業は誰も選びたがりませんし、選ぶべきではないと感じます。

社員だって人間です。

人間としてその人の「自分らしさ」を認めてくれる環境であることは絶対、必要だと思うからです。

そしてこの「自分らしさ」は企業選びにおいて重要な一つの軸ではないか、と私は考えています。

自分らしさとはなにか。

なにをしているときに自分は自分らしいと感じるか。

「自分は週に一度、仲間とハイキングをしているときが一番自分らしいと感じる」という方や、 「買い物をたくさんしているとき、自分らしさを感じる」という方、あるいは、 「自分はばりばり人のために働けたとき、自分らしさを感じる」という方もいらっしゃるかもしれません。

それぞれに自分らしさを感じるポイントは違います。まずはそこを考えてみましょう。

そして思い浮かべたら次に、その自分らしさを実現するために必要となるものはなにか、を想像してみてください。

たとえば、先ほどの「買い物をしているとき、自分らしさを感じる」というのであれば、早い話、お金は絶対必要となりますね。

だとしたら毎月決まった額がきちんと入る、自分の出来高にあまり関係ない職種の方がもしかしたら自分らしさは実現できるかもしれません。

ボーナス払いも加味すればボーナスが手厚いところならなおグッドというところでしょうか。

あるいは、仲間と集まって週に一回はハイキング、と言う方であれば、お休みがお仲間とまったく合わないような企業はあまり望ましくありませんよね。

お仕事においてバリバリ人のために働くことで自分らしさを感じる、ということであれば、人と関わるような、誰かの役に立っていると強く感じられるような職種を選ぶことで自分らしさは感じられます。

ようはなにが言いたいかと言えば、自分の人生を豊かにできる企業はどれなのか、というのを軸に企業選びを行うことが大切ということです。

なにをもって豊かと思うかは人それぞれ。

  • 給与面の安定
  • 福利厚生の充実
  • 仕事における適切な評価、出世のしやすさ
  • 社内の人間関係、風通しの良さ
  • 休暇の多さ、取りやすさ
  • 残業の少なさ   

などなど、多くのポイントがあります。

これらすべてを兼ね備えた企業はそうそうないかもしれません。

が、これが欠けていては自分らしさを実現できないというポイントはきっとあるはずなので、そこを軸に企業選びを進めるのも一つのやり方ではないでしょか。

3.人生設計と企業選びはセットで考えよう!

終身雇用の時代は過去のものとなり、いまや、転職が当たり前となりました。

そうした時代背景からか、企業に対し「安定」を求めたり、「きっと会社が守ってくれる」と根拠なく信じたりすることも今は少なくなってきているようにも感じます。

大きな企業でも倒産するときはする、という覚悟が皆どこかであるからかもしれません。

この記事をご覧いただいている就活生の皆様はいかがでしょうか?

やっぱり企業には安定がほしいでしょうか。

正直、安定はほしいですよね。

今、フリーでライターをしている私も、企業に守られることがどれほど有り難いものか、骨身にしみて感じます。

とはいえ、企業を信じ過ぎてしまうのが難しいのも事実。

だとしたらどうしたら良いのでしょうか。

答えは「企業に入るのをゴールとせず、この先の人生設計を踏まえて企業を選ぶ」ことだと私は考えます。

この会社に入った先、自分はどうしたいのか。

自分が30歳になったとき、なにをしていたいのか。

50歳になったとき、どんな家に住んでいたいか。

あるいは、仕事をリタイアした後、第二の人生になにをするのか。

「そんな先のことはわからない」 と言われるかもしれません。

けれど、こうした人生設計を自分の中でしておくことで、就活中の今、企業選びの軸も見えてきます。

それをわかりやすくするために、お勧めしたいのは、メジャーリーガーの大谷選手もされていたという「夢実現ノート」をつけることです。

小さな目標をいくつも設定することで、最終的に大きな目標を達成するというこの方法は、企業選びにも通じる部分があります。

たとえば、人生の最終目標として、年収1,000万円を稼ぐ、を掲げたとします。

その場合、

  • 年収1,000万円稼ぐ ↑
  • 35歳で独立 ↑
  • 30歳で部長に昇進 ↑
  • 27歳で課長に昇進 ↑
  • A社に入社。

仕事の基礎を覚える ざっくりとした例ではありますが、自分の最終目標から逆算し、そのためには何歳のときどうなっていなければいけないか、そこへ繋がるためのステップとなる企業はどこなのかを選択する、という方法です。

 

もちろん、先のことはわかりませんし、計画通りに進むとも限りません。

しかし、人生設計と企業選びをセットとして考えることで新たな道が見えてくることもあります。

「どの企業を選べばいいのかわからない」と軸がぶれてしまいそうになったとき、将来の自分がどうなっていたいかから決めるのは案外効果的な方法ではないでしょうか。

4.共感できる企業を探そう!

私が最後に挙げたい企業選びの軸は「共感できるか」です。

それをわかりやすく説明しようとして思い出すのは、企業を一つの船として例えるやり方です。

大海原の航海にも耐えられる安定感のある船が大企業とするなら、安定はなくとも小回りが利き、素早く波間を進めるのがベンチャーというように、会社を船に例えます。

そしてその船に乗る乗組員を社員とします。

船の行先を決めるのは社長ほかの経営陣であり、彼らの決定に従い、乗組員たる社員は働きます。

このとき、進みたい方向に船が進んでいかないな、と社員が思ったとします。

そうはいっても従わなければならないので、社員は言われた通りに動きます。

しかし気持ちがついていかないために、その動きは通常より鈍くなることが考えられます。

人の思いが作業効率に大きな影響を及ぼすことは、すでに実証実験もされていることから考えても、お互いが共感し合えない組織が良い組織でないことは簡単に想像できますよね。

つまり、企業選びにおいて、大切な軸の一つは「共感できるかどうか」だと考えられるわけです。

特によくよく確認をしてほしい、と思うのは、その企業の「経営理念」です。

経営理念とは、企業における根源的姿勢であり、この姿勢に基づいてすべての戦略はなされます。

ですからこの理念に共感ができないということだと、もしかするとその企業とは水が合わないという可能性も出てきます。

もちろん、経営理念をうたいつつも形骸化している企業もなくはないでしょうが、企業としてのベースとなるものですから、そのベースに共感できるかできないかは企業選びの大きな軸であると考えてよいのではないでしょうか。

ただ、なかなか経営理念だけ読んでも意味がピンとこない場合も正直あります。

そんなときはOBやOGに詳しく確認することで、距離を埋められるケースもありますから直感だけではなく、意味をよく咀嚼して判断するようにしましょう。

 

いかがでしたか?

企業選びにはさまざまな側面があり迷いやすいものです。

ですが、軸もなく、あるいは軸がぶれた状態で臨んでしまうと「こんなはずじゃなかった」と後悔することにもなりかねません。

自分の中でしっかりと軸を定め、就活に励んでいただければと思います。

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フリーライター

名前: あさき

肩書き: フリーライター

自己紹介 事務職から月刊誌ライターへ転身後、フリーライターへ。異業種からの転職のメリット、デメリットなど、経験したからこその情報をお伝えしていきます。
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